KABI-BLOCKSANOかびブロック工法

防カビ塗装とは、建物の内外部の表面に塗布される特殊な塗料で、カビの発生やカビの成長を防ぐ目的で使用されます。この塗料は一般的に、カビや細菌の成長を抑制し、表面を保護する成分を含んでいます。
SANOかびブロック工法の「忌避効果」は、防カビ塗装に関連する重要な概念の一つです。

忌避効果

防カビ塗装が施された表面に対して、カビの発生やカビの成長を妨げる作用を指します。具体的には、以下のような特性を持っています。

  1. カビの発生・成長(付着)を防ぐ: 忌避効果がある防カビ塗装は、カビの胞子や細胞が表面に成長(付着)しにくくなるように設計されています。これにより、カビの発生・成長を防ぐ一助となります。
  2. 長期間の持続性: 忌避効果は、塗装が施された表面で長期間続くことが重要です。つまり、塗料が効果を持続的に発揮し、再塗装を必要としない程度にカビの発生・成長を防ぐことができます。

忌避効果を持つ防カビ塗料は、湿気の多い場所や通気が不十分な場所、日当たりの悪く風通しの悪い場所など、カビが発生しやすい場所で効果を発揮します。これらの場所では、湿度管理や通気を改善することも大切ですが、防カビ塗料による忌避効果は追加の保護を提供します。建物の美観を維持し、また住環境や身体の健康を維持するために、忌避効果を持つ防カビ塗料を使用することも一つの選択肢です。

こんな悩みをブロック

  • 新築の玄関廻りなのに苔ですぐ汚れてしまう
  • 部屋がカビの臭いがする。ペットの臭いがある
  • 玄関や風呂場の床がカビで滑る
  • 塗装は、考えてないけど防カビしたい
  • 手の届かない高いところにカビがある

経口してもほとんど害のない薬品が除菌・抗菌・防カビ

高温多湿の日本では、風通しと調湿の優れた日本古来の建築様式と共に、一昔前まで、人はカビと共存をしてきました。しかし、高気密住宅・空調機器の普及により現代社会の中で、近年、カビは我々の生活に危害を加える厄介者となりました。
かびの発生の度に、ゴム手袋・マスクが必要な薬品(塩素系漂白剤)で除菌・抗菌・防カビ!それで本当に安全ですか?それであなたの身体は大丈夫ですか?家族の健康は保たれますか?

SANOかびブロック工法では、経口してもほとんど害のない薬品で、除菌・抗菌・防カビします。

試験名称 SANOかびブロック工法 有機系防カビ剤 無機系薬剤
藻抵抗力 効果 27藻 効果 0藻 効果 0藻
薬剤安定温度 -60℃~390℃ 0℃~251℃ 500℃以上
耐菌性 複合合成薬品の為
耐性菌が出にくい
使用経過37年であり
耐性菌が発生している
不明
抗菌スペクトラム 397菌 32菌 10菌
MIC値仮に同じ危険度でも、
使用量が少ないほうが安全
抗菌スペクトラム397菌のうち
かび菌・・・223菌(1~20ppm)
細菌・・・147菌(1~15ppm)
藻類・・・27菌(5~30ppm)
1~30ppmとMIC値が
安定している
抗菌スペクトラム32菌のうち
かび菌・・・8菌(1~10ppm)
細菌・・・24菌
(11~50ppm)
MIC値が一定しない
100~3,000ppm
溶出度(水・温水) 3ppm
ほとんど溶流しない
3,000ppm なし
有効PH範囲 1~14PH 4~8.5PH 不明
かび抵抗性試験 JIS法 28日で発生なし
SEI法 28日で発生なし
JIS法 28日で発生あり
SEI法 14日で発生あり
JIS法 7日で発生あり
SEI法 7日で発生あり
安全性 LD50=20,000mg/kg LD50=3,800mg/kg LD50=5,000mg/kg

SANOかび工法 8大要素

  • 1. 長期間持続する防菌・防かび・防藻効果
  • 2. 安全性が極めて高く、環境にやさしい
  • 3. 油膜や汚れの被覆に強いバリアー効果
  • 4. 施工者に害がなく安心して施工出来る
  • 5. あらゆる材料に添加が可能
  • 6. 有機変化を起こしにくい優れた耐候性
  • 7. 耐性菌の心配が少ない
  • 8. 広範囲な抗菌スペクトラム(397菌)

多様な市場性

マンション・アパート・公営団地・一般住宅/オフィスビル/食品加工工場/精密機器工場/流通・サービス業/保管庫/店舗/看板/病院・介護施設/医薬品・化粧品業(他 厚生労働省管轄業界など)

県営団地での防カビ試験

国土交通省の依頼により、静岡県が県営団地の一室を一年間生活状態に保ち、防カビ試験(SANOかびブロック工法使用薬剤による)を行いました。その試験によって安全性と環境性の高い防カビ剤による防カビ処理の必要性が裏付けられました。

水管橋の表面の暴露試験

苛酷な環境の水管橋表面で暴露しました。
ウレタン塗装は3年、防藻塗装・かびブロックは1年暴露です。

カビ抵抗性試験(SEI法)

タイル面、木材で28日暴露しました。

(財)日本食品分析センターなどでの安全性試験

かびブロックは、現在使用が自粛されている67種類の危険物質(環境ホルモン)は勿論、これらを含む要調査リスト(平成10年6月現在)に記載されている300種の化学物質について、一切使用していません。
また、(財)日本食品分析センターでの試験によって、ダイオキシン類が、まったく発生しない事が確認されています。低温150℃から270℃の範囲を一分間に15℃づつ上昇させて試験をしています。安全性は、カフェインの10倍、食塩の4.4倍です。

実施した試験

  • 急性毒性試験(ヒメダカ)(第102023467-001号)96時間LD50=3,600mg/以上
  • 変異原性(AMES)試験(第102023467-002号)陰性
  • ダイオキシン類検出試験(第102023467-003号)ダイオキシン、ジベンゾフラン全項目TEQ=0
  • 急性経口毒性試験(マウス)(第102023467-004号) LD50=20mL/kg(死亡例 0)以上
  • 皮膚一次刺激性試験(ウサギ)(第102023467-005号)無刺激性(P.I.I.=0.4)
  • 眼刺激性試験(ウサギ)(第102023467-006号)軽度刺激物(6.7以下)
  • ダニ忌避試験東京都立衛生研究所(第195号)忌避率91%
  • かび抵抗性試験(第199071311-1号)
  • O―157抗菌試験(第199071311-2号)
  • MRSA試験抗菌試験(第199071311-3号)
  • レジオネラ菌抗菌試験(第199071311-4号)
 

注)LD50(エルディ50)とは、半数を死亡させる薬剤投与量を体重1kg当りの薬剤量(mg)で表す。

薬剤価格表

品名かびブロックS
仕様エマルジョン系添加用 防カビ剤
荷姿500g/ポリ容器
標準施工面積塗料に2%混入
販売価格(税抜)¥28,800
備考水性系塗料用添加防カビ薬剤です

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